「忘れて楽しく過ごす」ことの難しさ
「なんにも気にせず過ごしてたら妊娠したよ」
「不妊治療も妊活もストレスは大敵だよ」
こんなアドバイスを受けたことがある方は多いのではないでしょうか。
もともとのスケジュールの関係で、2回目の人工授精まで一周期空けることになったので、この期間は治療のことは忘れて楽しく過ごそうと決めました。
そうは言っても完全に忘れられる訳もなく、このひと月の間にも自分の卵子は変化していってしまうことがいつも頭の片隅にあったように思います。
そして、1回目と同じように無理やり仕事の都合をつけ、2回目の人工授精に臨みました。
2回目の人工授精も陰性
結果は陰性でした。
今回は予定よりも早く生理が来てしまい、心構えもしないタイミングで結果を突き付けられ、ショックは大きかったです。
医師からは「あと1回か2回人工授精をするとしても、体外受精の可能性を考えてください」と伝えられました。
もし体外受精を受けるならそれも早い方は良いのではないか。
2回もダメだった人工授精を続けることに意味はあるのか。
それでもまだ体外受精に踏み切る勇気はまだなく、3回目を受けることにしました。
30代後半の人工授精の「累積妊娠率」って何?
30代後半の人工授精は、1回あたり約5~8%前後が一つの目安です。
→詳しくは「初めての人工授精の結果は?」へ
でも、複数回治療する場合には、「何回か治療した結果、どのくらいの人が妊娠に至ったか」という累積の見方があります。
30代後半の回数別・累積妊娠率データ ※表は一つの目安としてご参照ください。
| 人工授精の回数 | 1回あたりの妊娠率 | その回数までの累計妊娠率 | 30代後半の医療現場での判断 |
| 1回目 | 約 5 % 〜 8 % | 約 5 % 〜 8 % | 薬の副反応や仕事調整のペースを掴む時期 |
| 2回目 | 約 5 % 〜 8 % | 約 12 % 〜 15 % | 1回目と同条件、または排卵誘発を工夫して挑戦 |
| 3回目 | 約 5 % 〜 8 % | 約 18 % 〜 20 % | 【最重要】30代後半のステップアップの分岐点 |
| 4回目 | 急激に低下(数%) | 約 22 % 前後 | ここまでで結果が出なければ人工授精の限界 |
| 5回目 | ほぼ 0 % に近い | 横ばい(伸びない) | 時間(卵子の年齢)がもったいないため即移行を推奨 |
※参照HP:木場公園クリニック,医療法人オーク会,浅田レディースクリニック
人工授精を複数回かさねることに意味はあります。
しかし30代後半ではそれも限界があることがデータからわかります。
私は2回目の人工授精を終えた時点で医師から体外受精を示唆されました。
それはまさに次回の3回目の人工授精が分岐点だったためだとわかります。
体外受精の可能性が現実的に見えてきたことが、この頃は不安が強かったです。
治療のことを忘れようとしてもなかなかそれができず。
実際に生理が来てしまうと「あの行動がよくなかったんじゃないか」「もっと栄養に気を付ければよかったんじゃないか」と考えてしまいました。
後悔するくらいならと、大好きだったコーヒーも断腸の思いで一日一杯に留めるようになりました。
→3回目の人工授精については「30代後半の人工授精3回目も陰性」へ


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