人工授精へのステップアップが決まったとき、「怖い」「どんなことをするのか分からない」という不安を感じる方は多いのではないでしょうか。
「人工」という名前の響きに反して、人工授精は体への負担が非常に少なく、数分で終わる優しい治療です。
人工授精って痛いの?気になる「痛みのレベル」と体の負担
結論から言うと、人工授精に強い痛みはありません。
麻酔をかける必要もありません。
施術では、精子を子宮の奥に届けるために「カテーテル」という非常に細く柔らかいチューブを使用します。
感覚としては、普段の不妊検査で行う卵胞チェックや子宮頸がん検診のクスコ(腟鏡)を入れられる感覚とほぼ同じです。
もちろん感覚は人によって違うので、チューブが子宮の入り口を通るときに「チクッとする」「生理痛のような重い鈍痛を少し感じる」方もいるそうです。
施術自体はわずか2〜3分で終了します。
当日の流れ完全シミュレーション!来院から帰宅まで
| ステップ | 行うこと・内容 | 所要時間の目安 |
| 1. 受付・精子の提出 | 朝、自宅(または院内)で採取したパートナーの精子を提出します。 | 数分 |
| 2. 精子の調整(待ち時間) | ラボ(培養室)にて、元気な精子だけを集める「洗浄・濃縮処理」を行います。 | 約1時間〜1時間半 |
| 3. 人工授精の施術 | 内診台に上がり、子宮内に精子を直接注入します。 | 約2〜3分 |
| 4. 安静・帰宅 | 注入後、精子が流れないよう内診台のまま、またはベッドで少し休みます。 | 約5〜10分 |
一番長い時間は「2. 精子の調整」を待つ時間です。
私が行っていたクリニックではこの時間は外出することを推奨してました。
どうしても緊張してまう日でもあるので、図書館で本を読んだりカフェでノンカフェインのお茶を飲んだりしてリラックスするようにしてました。
当日の服装は?日常生活は?よくある「わからない」Q&A
- Q. 当日はどんな服装で行けばいい?
A. すぐに内診台に上がれるよう、上下セパレートの服がおすすめです。
スカートなら下着を脱ぐだけでOKですが、クリニックや服の素材によってはスカートも脱ぐよう指示されることもあります。 - Q. 終わった後は普通に過ごしていい?
A. 仕事、買い物、入浴など、すべて当日から普段通りで大丈夫です。
当日の性交渉も、むしろ妊娠率を高めるため推奨されることが多いです(激しい運動はNGですが)。 - Q. 施術後に出血することはある?
A. チューブが擦れて、当日〜翌日にかけて少量の出血(ピンク色や茶色いおりもの)が出ることがあります。これはよくあることなので心配なし。
ただし、生理以上の鮮血が続く場合はクリニックへ連絡します。
私の場合は、人工授精の日は念のため仕事は休みをもらっていました。
人工授精そのものはすぐ終わりますが、待合室の混み具合によっては会計までに時間がかかることもあったからです。
身体に負担が少ないと言っても、それは「体外受精と比べて」という意味合いだったりします。
普段の内診も痛いと思う方にとってはやはり苦しいものだと思います。
事前にいろいろなことを知ることで不安を柔らげ、少しでもリラックスして当日を迎えられるよう願っています。


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