D〇・AMH・ソワソワ期…不妊治療SNSのbio(プロフィール)によく見る略語集

不妊治療コラム

不妊治療のことは周囲に言いづらいものですが、情報はできるだけ集めたいですよね。
そこで参考になるのが、SNS(XやInstagram)でリアルな不妊治療の経過を発信しているアカウントです。

プロフィールの「bio欄」を見て、自分と年齢や状況が近い人や、少し先のステップに進んでいる人のアカウントを見つけると、非常にリアルで有益な情報を得ることができます。

しかし、いざアカウントを探してみると、独自のアルファベット略語や専門用語が多くて戸惑うことも少なくありません。
ここでは、SNSの不妊治療コミュニティで毎日のように見かける基本用語を分かりやすく整理しました。

1. 治療段階(ステップ)を表すアルファベット略語

治療段階が進んでいくにつれて、bio欄に書かれるアルファベットの履歴が長くなる傾向があります。

TI:タイミング法。女性の体内での自然受精をサポートする第一段階。
AIH:人工授精。調整した精子を子宮内に直接注入する治療。
IVF:体外受精。卵子と精子を体外に取り出して受精させる治療。
ICSI:顕微授精。顕微鏡下で一つの精子を卵子に直接注入する治療。
OPU:採卵。体外受精などのために卵巣から卵子を取り出す手術。
ET:胚移植。育てた受精卵(胚)を子宮に戻すこと。
FET:凍結胚移植。一度凍結して保存しておいた受精卵を融解して移植すること。

【よくあるbioの記載例】
「TI4回 ➔ AIH3回 ➔ 転院 ➔ 現在IVF(OPU待ち)」
※タイミング法4回、人工授精3回を経て、現在は体外受精の採卵を待っている状態という意味です。

2. 身体の状態や検査値を表す略語

年齢や、クリニックの検査結果などでよく使われる用語です。

D〇(数字):生理開始日を「D1」とし、そこから数えて何日目かを表します(例:D3=生理3日目)。
BBT:基礎体温。毎朝目覚めてすぐに測定する体温のこと。
PCOS:多嚢胞性卵巣症候群。卵胞が育つのに時間がかかり、排卵しにくくなる体質。
AMH:抗ミュラー管ホルモン。卵巣の中にどれくらい卵子が残っているかの目安(卵巣予備能)を示す数値。
OHSS:卵巣過剰刺激症候群。排卵誘発剤の刺激により、卵巣が大きく腫れてしまう症状。

「アラサー|低AMH…」というような書き方をします。
他にもたくさんありますがbioでよく見かけるのはこのあたりだと思います。

3. SNS独特の表現・よく見るスラング

ネット上のコミュニティで頻繁に使われる、特有の絵文字や言い回しです。

リセット:生理が来ること。今周期の妊娠に至らなかったことを指します。
ソワソワ期:人工授精や胚移植の後、妊娠判定日を待つまでの体調の変化に一喜一憂してしまう期間。
フライング:病院の公式な判定日より前に、市販の妊娠検査薬を使って自分で検査してしまうこと。
判定日:クリニックで妊娠しているかどうかの血液検査や尿検査を受ける日。
陽性判定:クリニックの検査で、妊娠の反応が確認されたこと。
妖精(🧚):妊娠検査薬の「陽性」をかけたSNS上の隠語。
卵(🥚):胚盤胞や受精卵を表す絵文字。
氷(🧊):凍結保存している胚(受精卵)を表す絵文字。


これらにあわせて夫婦の年齢や治療歴を書いている方が多いです。
アルファベット略語や漢字の専門用語が多くて読み解くのが難しそうに感じるかもしれませんが、クリニックから渡される各書類もこのような用語だらけなので次第に慣れていきます。

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