採卵3回目で過去最高のOHSSを発症|症状(腹水・胃痛)と30代後半のリアルな不妊治療レポ

実録通院記

万全の体調で挑んだ3回目の採卵周期

2回目の採卵から一周期休み、体調を整えたうえで3回目の採卵周期へのぞみました。

→2回目の採卵については「2回目の採卵、全滅の衝撃」へ
→不妊治療の休み期間については「2回目の採卵全滅からのお休み期間」へ

マルチビタミンサプリを1か月半飲み、過敏性腸症候群を治し、体感としての体調は最良の状態。
この時は、1回目や2回目の採卵の時よりも排卵誘発剤の量を増やし、大量の卵を採る計画になりました。

大量の卵を育てて採ればそれだけ胚盤胞まで育つ卵の確率も上がりますが、その分体調の変化も大きい。
実際に採卵前の段階で下腹部はかなり膨らみ、いつものデニムのボタンが留められないほどでした。
それどころか締め付けのきついボトムスをはくだけで気持ち悪くなってしまいます。
採卵周期用に買った大きめのものをはいてギリギリ働ける状態でした。

採卵周期も3回目ともなると、ゴナールエフ皮下注ペンの自己注射も慣れてくるもので手早くできます。
手術後の過ごし方も分かっているので、この時はビジネスホテルに泊まることなく自宅安静にすることにしました。

ただ、私はOHSS(卵巣過剰刺激症候群)の傾向があり、この時は薬剤を増やしていることから、あらかじめ仕事は1週間の休みを取りました
直属の上司には、この時点で不妊治療をしていることを話しました。

麻酔の吐き気はクリア、しかし過去最高のOHSS(卵巣過剰刺激症候群)へ

私は静脈麻酔を受けると3日は吐き気に苛まれる体質です。
クリニック側が私の体質に合わせ麻酔を調整してくれたようで、3回目の採卵は麻酔からの回復が早かったです。

しかし、過去最高のOHSSになりました。
→OHSSになりかけた一度目の採卵については「30代後半の体外受精レポート」へ

症状としては大量の腹水が溜まったこと、そのことにより食事や水分がとれなくなったことです。
下腹部は採卵前よりさらに膨らみ、週数の早い妊婦さんのくらいの大きさになりました。
体重は7kg増加。
また、腹水で胃が圧迫されたことで、食事をすると座ってられないくらい強烈な胃痛に襲われました。
胃が痛くならないよう、基本的に横になりコップ一杯の水を飲むのにも30分かけて少しずつ摂取していました。

こう書くととても酷い状態のように思われるかもしれませんが、腹水がひどいと肺まで圧迫し呼吸も苦しくなるそう。そしてそれを抜くにはまた手術が必要になります。
術後3日は毎日クリニックへ通い様子を診てもらっていましたが、そこまではしなくて良いと判断されました。

【考察】AMHが低くてもOHSSになりやすい人の盲点

OHSSになりやすい人の傾向というのがいくつかあります。

  • 卵巣の予備能を示すAMH値が高い
  • 多くの卵胞が育つ多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
  • 薬への反応が良い35歳未満の若い方
  • 痩せ型の方

30代後半・PCOS無し・AMH値年齢相応に低い・標準体型の私はどれにも当てはまりません。
しかし、

  • 多くの卵胞が育った場合
  • 卵子を成熟させるhCG注射を打った場合

こういった傾向もあるようで、私はこちらが当てはまりました。
OHSSを予防するには「安静にすること」「水分をたくさんとること」が必要です。
それでもなってしまう時はなってしまうので、いかに悪化させないかが大切だと思います。


不妊治療をしていた期間でもっとも辛かったのが、この3回目の採卵後のOHSSです。
1度目の採卵後の静脈麻酔も辛かったですが、この時のOHSSが辛さを更新しました。
むくみで体型もどんどん変わっていきますし。。
それでも、少しづつ日常には戻れます。
その頃にはどんなトラブルも「あの採卵に比べればなんてことない!」と思える鋼のメンタルが手に入ります。

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