2ヶ月連続での採卵へ。私が「1周期空けるルール」のなか裏ワザを使ってでも急いだ理由
年末年始の休診と、12月下旬に迫る「誕生日」への焦り
私が通っていたクリニックでは、一度採卵をしたら一周期空けてから次の採卵をする方針でした。
一回目の採卵は11月。
しかし私は12月のうちに二回目の採卵を希望していました。
理由は、クリニックが年末年始の休みに入ってしまう前に治療をしたかったから。
もう一つの理由は、12月下旬に自分の誕生日が来てしまうから。
一回目の採卵で一つしか凍結胚を作れなかったことを引きずっていた私は、一つ歳を取ってしまう前にどうしても採卵をしたいと思っていました。
不妊治療中にピル?中用量ピルを使った月経移動でスケジュールを調整
クリニック側は私の意志を尊重してくれましたが、「採卵後は一周期空けるルール」は曲げられません。
そのため中用量ピルを使用して月経移動をすることになりました。
一回目の採卵(11月) → 生理 → ピル服薬 → 生理 → 採卵周期(12月) → 年末年始
という計画です。
10日間ほどピルを飲んでから2~3日後に生理が来て、無事に二回目の採卵周期に入りました。
1回目とは変えたアプローチ|低めの刺激と「初期胚移植」への計画変更
2か月連続の採卵ということで、今回は排卵誘発剤を抑えめにすることになりました。
そして一回目とは違い、受精卵を胚盤胞まで育てて凍結するのではなく、初期胚を採卵から3日後に移植する計画です。
そしてクロミッドを服薬し、ゴナールエフ皮下注ペンを自己注射し、二回目の採卵へ臨みました。
知っておきたい、短期間で「採卵を繰り返す」身体的・精神的リスク
採卵は妊娠への可能性を繋ぐ大切なステップですが、短期間に採卵を繰り返すことにはいくつかのリスクや負担が伴います。
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)や麻酔、感染症による身体の負担
まず身体的なリスクとして、排卵誘発剤の多用による「卵巣過剰刺激症候群(OHSS)」の発症や悪化が挙げられます。
卵巣が腫れてお腹に水が溜まるだけでなく、重症化すると血栓症を招く恐れもあります。
また、採卵のたびに受ける静脈麻酔による体への負担、針を刺すことによる出血や骨盤内感染症のリスクも、回数を重ねるほどゼロではありません。
前回のむくみが残るお腹…増えていく自己注射のあざ
実際に私も二回目の採卵のとき、一回目の採卵のときのお腹のむくみが無くならないまま臨みました。
自己注射もまだ慣れていなかったため、針を刺した跡があざのようになっていて、それがいくつもお腹に残っていました。
減らない卵子と、過度な刺激による卵巣への影響
精神的・経済的な負担もあります。
毎日の自己注射や頻繁な通院、高額な費用負担、そして「またダメかもしれない」という結果へのプレッシャーは、心身を激しく消耗させます。
なお、採卵によって「将来分の卵子が早く減ってしまう」という医学的根拠はありませんが、過度な刺激が一時的に卵巣の反応性を落とす可能性は指摘されています。
「不妊治療をするなら一か月でも早い方がいい」とそこかしこで聞きます。
この時期の私は誕生日が来てしまうことが怖くて、精神的にバランスを崩していたと思います。
しかしそれは排卵誘発剤によって引き起こされるホルモンのせいだと思っていました。
体調面もすぐれず、過敏性腸症候群にもなっていました。
何か治療に取り組んでいないと不安でしょうがない状態でしたが、今考えると休むべき局面だったと思います。


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