私は血液検査で妊娠判定をもらった時点で、妊娠4週と診断されました。
→妊娠判定については「「期待しない」自己防衛の末に|胚移植後の妊娠判定でhCG200を超えた日のこと」へ
胚移植をしたのはこのときから10日ほど前なので、妊娠4週と聞くと不思議な気もします。
しかし妊娠のカウントは最終月経の開始日からするので、これで合っているのです。
そもそも妊娠期間はどう数える?基礎知識と「満〇週」の考え方
Day 0(0週0日)は「まだ妊娠していない日」
妊娠期間のカウントは、医学的に「最後に生理が始まった日」を「妊娠0週0日」としてスタートします。
つまり、排卵が起こり受精が成立する約2週間前、もっと言えば「まだ妊娠すら成立していない日」が起算点になっているのです。
一見不思議に思えますが、これには明確な理由があります。
一般的に、受精や着床が「何月何日の何時」に起きたかを正確に特定するのは非常に難しい。
一方で、「最後に生理が始まった日」は本人が最も把握しやすい客観的なデータになります。
そのため、世界的に「最終月経の開始日」を起点とするルールが採用されているのです。
「満○週」と「○週目」のややこしさ
妊娠の数え方をさらに複雑にしているのが、「満○週」と「○週目」という言葉の違いです。
- 妊娠0週(0週0日〜0週6日):妊娠0週目(最初の1週間)
- 妊娠1週(1週0日〜1週6日):妊娠1週目
- 妊娠4週(4週0日〜4週6日):妊娠4週目(本来の生理予定日あたり)
日常会話で使う「年齢(満年齢)」と「学年・年次」の関係に似ています。
「妊娠4週」と言った場合、それは「妊娠して満4ヶ月」ではなく「4週間と何日かが経過した状態(=5週目に入りかけている時期)」を指します。
ちなみに、妊娠期間は全280日(40週0日)と決められています。
1ヶ月を「4週間(28日)」として計算するため、妊娠10ヶ月(280日)で出産予定日を迎える計算になります。
自然妊娠では途中で予定日が変わることも
「最終月経から計算した予定日」は、あくまで生理周期が28日周期で安定している人を基準にした目安です。
排卵が遅れたり、生理不順があったりすると、実際の赤ちゃんの成長ペースと計算上の週数にズレが生じます。
そのため、妊娠初期の超音波検査で赤ちゃんの頭からお尻までの長さをミリ単位で計測し、より正確な「妊娠週数」と「出産予定日」を再設定することが一般的です。
不妊治療(胚移植)ならではの妊娠カウントの仕組み
胚盤胞なら「移植日=2週5日」になる理由
正確な排卵日や受精日を特定するのが難しいため、最終月経を起点にします。
しかしそれはあくまで自然妊娠の場合の話。
排卵誘発やタイミング法、人工授精、そして体外受精を行う不妊治療では、「受精・着床の起算点」が非常に明確です。
たとえば体外受精(顕微授精)で凍結胚移植を行う場合、移植した胚の発育段階によってカウントが決まります。
- 3日目胚(初期胚)を移植した日 = 妊娠2週3日
- 5日目胚(胚盤胞)を移植した日 = 妊娠2週5日
なぜ自然妊娠と違い「予定日のズレ」が起きにくいの?
「胚盤胞を移植した日」は、自然妊娠で言えば「受精してから5日経過した状態」に相当するため、移植したその日がすでに「妊娠2週5日」となるのです。
そしてそこから逆算して「仮想の最終月経日(0週0日)」が決まります。
自然妊娠のように「排卵がズレて予定日が修正される」ということがほとんどなく、初期の段階から非常に正確な週数が割り出されるのが、治療を経たカウントの特徴です。
私の場合—最終月経起算でもズレなかった理由
私の場合、自然妊娠の場合と同じく最終月経の開始日からのカウントでした。
それは、私が胚移植した周期において、たまたま排卵が大きくずれなかったからでもあるようです。
今回は妊娠週数の数え方をご紹介しましたが、予定日はあくまで予定日。
予定日から3週間前からは「正期産」の時期に入り、いつ赤ちゃんが生まれてもおかしくない状態になります。
「いま妊娠○○週か」というのは大切な情報ですが目安としてとらえ、いつなにがあっても動じないように知識を入れておくのが大事かもしれません。


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