胚移植の前に気をつけることは?|OHSS後の次周期移植と薬の実体験

実録通院記

採卵3回目の次周期に挑んだ胚移植|OHSSの体調不良の中で

3回の採卵を経て5個の凍結胚を得ることができ、いよいよ胚移植の周期に入ることになりました。

→1個だけ凍結できた1回目の採卵については「30代後半の体外受精レポート」へ
→全滅した2回目の採卵については「2回目の採卵、全滅の衝撃」へ
→OHSSに苦しんだ3回目の採卵については「採卵3回目・19個採れて胚盤胞は4個」へ

3回目の採卵を終えてすぐの、次周期での移植です。
OHSSの影響で体調も本調子ではなく、7kgほど増えた体重も戻りきっていない状態でした。

クリニックから採卵後はとにかく身体を労わるよう指示されていました。
仕事や家事の制限は特にありませんが、「通常なら階段をつかう場面でエスカレーターやエレベーターをつかうような生活をして」と言われていました。

胚移植を控えた毎日のルーティン|少々めんどうな服薬管理

そういった省エネな生活を送りつつ、移植に向けての服薬などをしていました。

まず、飲み薬のデュファストン。
貼り薬のエストラーナテープ。
腟座薬のウトロゲスタン腟剤。

服薬のデュファストンはともかく、エストラーナテープとウトロゲスタン膣剤は少々めんどうな薬です。

エストラーナテープは48時間作用するもので、初日と最終日以外は下腹の左右に2枚はります。
貼った日付をテープにマジックで書き込み、作用時間を終えたものを一日ずつ貼り換えます。
風呂上がりに水分をふき取り、消毒し、貼るという作業の流れです。

ウトロゲスタン膣剤は一日に三回、膣に直接入れる薬です。
体温で溶けるようになっているため、入れるのに手間取るとベタベタと指についてしまいます。
日光に当てるのも厳禁で、専用の遮光袋に入れて保管します。
私は日中に仕事をしていたので、時間になると職場のトイレでこの作業を行っていました。

そして、子宮内膜を万全の状態にして胚移植の日を迎えました。

【移植前に気をつけること】血流と代謝をアップする体づくり

受精卵がふかふかのベッド(子宮内膜)に着床するには、子宮の血流を良くすることが何より大切です。

  • 「温活」で下半身を冷やさない
    腹巻きやレッグウォーマー、ブランケットを活用し、お腹や足元を冷えから守りましょう。
    ただし、よもぎ蒸しや長時間の熱いお風呂、サウナなど、体の一部を過度に高温にする行為は移植直前には避けたほうが無難です。
  • 「軽い運動」で血行促進
    ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチなどの適度な運動は、骨盤内の血流を促すため効果的です。
  • 「良質な睡眠」と「バランスの良い食事」
    細胞の生まれ変わりを助けるため、夜は更かしをせず睡眠をしっかりとります。
    また、葉酸や亜鉛、ビタミンDなど、妊娠準備に必要な栄養素を意識して摂取します。

【移植直前】良かれと思っても避けるべき3つのNG行動

良かれと思ってやったことが、裏目に出てしまうこともあります。
以下の行動には注意しましょう。

  • 激しい運動や過度なダイエット
    息が上がるような筋トレや激しいスポーツは体にストレスを与え、子宮を収縮させてしまう可能性があります。
  • 禁煙・禁酒
    タバコ(受動喫煙含む)やアルコールは、血管を収縮させ、卵子や子宮環境に悪影響を与えます。
  • 直前の性交渉
    移植直前のオーガズムや精液に含まれる成分は、子宮を強く収縮させ、着床を妨げるリスクがあります。
    数日前からは控えるとベターなようです。

移植前の着床しやすい体づくり・NG行動は、普段の治療中のものとさほど変わらないです。
私の場合は、採卵の次周期の移植だったので、運動はあまりできず、ストレッチをよくしていました。
この時期はとにかくむくみが酷く、体型もビジュアル的によろしくない状態で、本音を言えば思いきり運動してすっきりしたかったです。
しかしそれも移植のために我慢。
むちむちになった身体は採卵を乗り越えた勲章と思うことにしました。

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