採卵周期の体験談|ゴナールエフ自己注射の痛み・プレッシャーと仕事両立のコツ

実録通院記

「仕事は続けられる?」「痛みはどのくらい?」など、未知の領域への不安は尽きません。
今回は、30代後半で働きながら採卵を乗り越えた実体験をもとに、過密なスケジュールや両立のコツ、注射のプレッシャーや痛みをリアルにお届けします。

自己注射の処方と毎朝のプレッシャー

採卵周期は、生理開始3日以内にクリニックへ行くところから始まります。
ここまでは人工授精のときと同じですが、違う点は自己注射の薬剤を処方されたこと
私の場合、いままでの生理周期からだいだいの排卵日を予測し、そこから逆算した量のクロミッド(内服薬)を飲みつつ、ゴナールエフ皮下注ペンを自己注射していくことになりました。

このゴナールエフ皮下注ペンは特殊な薬剤なので、不妊治療クリニックの近くの調剤薬局でないと処方してもらえず(取り扱いがない薬局もあるそう)、保冷剤と一緒に保冷バッグで持ち帰り、自宅でも冷蔵庫保管が必須です。

自己注射を打つことは初めてでしたが、もともと注射は苦手ではないので抵抗感はありませんでした。
それよりも指定された期間の毎朝必ず打つプレッシャーが大きかったです。
おそらく、「特別な医療行為を自分でしている」「もし寝坊でもして注射できなかったら今周期は台無し」という思いが、自分で自分に追い詰めていたのだと思います。

約2週間で4〜5回の通院!直前まで読めない過密スケジュール

採卵周期のタイムラインは、生理開始から採卵当日までの約2週間という短期間に凝縮されています。この間に、4〜5回の通院が必要になります。

卵胞(卵子を包む袋)の育ち具合を確認するため、数日おきに超音波検査と血液検査を行います。
最大の難関は、「次回の通院日や採卵日が直前まで確定しない」という点です。
特に、最終決定する「採卵日」が告げられるのは、わずか2日前のケースがほとんどです。

働きながら「採卵周期」を乗り越えるための3つの仕事両立のコツ

急な通院と仕事を両立させるためには、事前の仕組み作りと割り切りが欠かせません。

  • 「時間単位の有給」や「フレックス」のフル活用
    もし午前半休や時間休が取れる環境なら、このタイミングが活用するときだと思います。
  • 「通院ウィーク」として予定を空けておく:生理が始まったら、その後の2週間は「突発的な休みが入るかもしれない期間」と捉え、動かせない会議や重要なアポイントをなるべく入れないように(できるだけ)します。
  • 「自己注射」を選択して通院回数を抑える:卵を育てるための毎日の排卵誘発剤は、クリニックに通って打つこともできますが、自宅で行う「自己注射」を選べば、それだけで通院回数を劇的に減らせます。

自己注射の痛みは?

「痛そう」という恐怖心が先走る自己注射ですが、現在の注射針は蚊の針のように極細です。
ヘソより下のお腹の肉をつまんで刺せば、チクッとする程度で数日経てば慣れます
私の場合は針を斜めに刺してしまった時や、針を抜くときのスピードが速すぎた時に血がにじむこともありましたが、採血の注射に比べれば痛くはありません。

自己注射の痛みそのものより、注射への恐怖心の方が高いハードルかもしれません
採卵周期は5日から10日間、注射を打つので慣れるしかありません。


自己注射が始まると「不妊治療をしてる感」が高まります。
この時期は注射に緊張しすぎて、メラトニンを飲んでいるにも関わらず不眠気味だったと思います。
自己注射やその恐怖心への打ち勝ち方は、結局は「慣れ」です。
慣れるまで私の場合は、注射の前に「自分は武士」とイメージして針をさしてました。

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