胚移植で無事に陽性判定を受け、「これでひと安心」と思いたいところですが、実際の妊活・不妊治療の道のりは判定日だけでは終わりません。
判定日以降、妊婦さんたちの間でよく話題に上るのが「◯◯週の壁」と呼ばれる、妊娠初期の乗り越えるべきハードルです。
今回は、妊娠初期に訪れる代表的な「壁」の意味について解説します。
妊娠初期に訪れる「3つの壁」と乗り越えるべき節目
妊娠初期の経過において、特に赤ちゃんの成長や妊娠継続の指標となる節目が3つあります。
【5週の壁】子宮内に赤ちゃんの部屋を探す「胎嚢確認」
妊娠5週頃になると、超音波検査で子宮内に赤ちゃんの部屋である「胎嚢(たいのう)」が見え始めます。
hCGの数値が高くても胎嚢が確認できないと、子宮外妊娠などのリスクが懸念されるため、最初の大きな確認ポイントとなります。
【6〜8週の壁】妊娠継続の大きな山場となる「心拍確認」
胎嚢が確認できた後、次に目指すのが「心拍確認」です。
赤ちゃん(胎芽)の心臓が動いていることが確認できると、流産のリスクは大きく低下するとされています。
この時期までに心拍が確認できるかどうかが、ひとつの大きな山場となります。
【9週・12週の壁】初期流産のリスクが下がる「安定への壁」
妊娠9週頃は「9週の壁」と呼ばれ、赤ちゃんの形が人間らしく成長していく大切な時期です。
さらに妊娠12週を超えると、初期流産(全流産の約8割を占める、染色体異常などが原因の流産)の確率が大幅に下がり、妊娠が安定に向かい始めます。
【体験談】不妊治療クリニック卒業までの9週間と処方薬
私の場合、不妊治療クリニックには妊娠9週まで通いました。
血中のhCG値チェック→胎嚢確認→心拍確認を妊娠8週までに行い、「高齢出産だから」という理由で念のため9週までの通院となりました。
その間、内診だけを行っていた訳ではなく、胚移植周期に服薬していたデュファストンと、ワンクリノン腟用ゲルを処方されました。
妊娠初期の流産は染色体異常が原因であることが多く、母体の行動のせいではないそうです。
とはいえ、せっかく着床してくれた卵が流れてしまうことにノーダメージでいることはできません。
この時期にできることは、とにかく後悔しないようにすることだと思います。
重いものを持たない。
無理をしない。
忘れずに服薬する。
もし残念な結果になっても、「あの時のあの行動のせいじゃないか」と自分を責めなくて済むような生活をするしかないように思います。


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